脚の日の最後のセットは一日の総量ではなく炭水化物の置き場所で決まる
要点
メンズヘルスの4週間の脚・臀部プログラムに付いた食事指針は、一日の目標を目標体重1ポンドあたりタンパク質1g(体重1kgあたり約2.2g)、炭水化物400g、脂質80gとし、そのうち炭水化物を体重1ポンドあたり1.5〜2g(1kgあたり約3.3〜4.4g)分トレーニングの前に配置するよう勧める。理由は筋グリコーゲンが満たされるまで数時間かかり、脚が最大の筋群で需要が最も大きいためで、トレーニング60〜90分前の食事はタンパク質20〜30g・脂質約20gと低繊維の炭水化物で組むよう示している。
脚の日に最後のセットが崩れる理由は、いつも筋力とは限らない。メンズヘルスが4週間の脚・臀部プログラムに付けた食事指針は、同じ一日の総量でも、いつ入れるかでセッションの質が変わるという点に焦点を当て、それを4つの数字にまとめている。
まず一日の枠組みだ。目標体重1ポンドあたりタンパク質1g(現在の体重ではなく目標体重基準、体重1kgあたり約2.2g)に炭水化物400g、脂質80g。プログラム自体は週4日(下半身2日、上半身2日)でセット間・種目間の休息90秒、締めに10分間、毎分ヒップスラスト10回のEMOMが付く構成である。
「炭水化物を前に寄せる」とは具体的にいくつか
示された値は体重1ポンドあたり1.5〜2g、つまり体重1kgあたり約3.3〜4.4gをトレーニング前に入れるということだ。80kgのリフターなら264〜352gであり、一日の目標400gのかなりの部分がセッションの前側に寄ることになる。根拠として挙げられているのは筋グリコーゲンが満たされるまで数時間かかる点と、脚が体で最大の筋群で需要が最も大きい点だ。
実行例も時間帯に散らしてある — 朝にオートミール、昼に米、食事と一緒にジュース。要点は一食に詰め込むことではなく、トレーニング時刻より前の複数の食事にわたって満たしておくことにある。
トレーニング60〜90分前の一食はどう組むか
この一食がセッションを「作る日」と「耐える日」に分ける、というのが指針の表現だ。構成はタンパク質20〜30g(筋タンパク質合成を促すには十分だが消化を遅らせない量)、脂質は一食20g前後、炭水化物は低繊維で — 白米、じゃがいも、パスタ、果物。そこに塩をひとつまみ加えるよう勧めている。
胃腸がその量を受け付けない場合は
多くの人が脚の日の炭水化物目標を満たせない理由は根性ではなく胃腸だと指摘される — けいれん、膨満感、トレーニング途中のトイレ。示された解決は胃腸もトレーニングの対象として扱うことだ。トレーニング60〜90分前に炭水化物60gから始め、トイレの回数が減れば毎週10gずつ増やす。1か月でかなり楽に食べられるようになるという見込みである。
なぜ腱は別に手当てするのか
筋肉は速く回復するが腱はそうではないからだ。ブルガリアンスプリットスクワット、ヒップスラストEMOM、重いルーマニアンデッドリフトは膝蓋腱・ハムストリング腱・アキレス腱を集中的に叩く。示された対応はトレーニング30〜60分前にコラーゲン10〜15gをビタミンC源と一緒に摂ることである。
ここに出た数字は臨床試験の結果ではなく雑誌の栄養アドバイザー(登録栄養士)の処方であり、コラーゲンのタイミングもこの記事の中では根拠となる数値なしに示されている。とくに炭水化物400g・脂質80gはボリュームの高い脚ブロックを回す大柄な男性を前提とした値なので、そのまま写さず自分の体重と目標に合わせて倍率を取り直すこと。腱が筋力に追いつかない問題は腱は筋力より遅れて追いつく、膝が痛むときの下半身の組み方は膝にやさしい下半身トレーニングにまとめてある。
記録測定の日にはどう使うか
最も価値が大きい応用は1RMを測る日だ。マッスルインデックスはスクワット・ベンチ・デッドリフトの1RMから出る値なので、燃料の配置を外して最後の試技が5kg足りなければ、その損はそのままスコアに残る。測定日にはトレーニング日と同じ原則を、より保守的に使う — 炭水化物は前側に、最後の一食は60〜90分前、低繊維で。
効果の確かめ方も単純だ。脚の日に同じ重量での最後のセットの回数を数週間記録しておき、炭水化物の配置を変えたあとで同じ欄を比べればよい。総量はそのままで時刻だけ動かして最後のセットが1〜2回増えたなら、それは筋力ではなく燃料が作った差である。
よくある質問
脚のトレーニング前に炭水化物をどれくらい摂るべきか?
この指針は体重1ポンドあたり1.5〜2g、つまり体重1kgあたり約3.3〜4.4gをトレーニング前に配置するよう勧める。80kgのリフターなら264〜352gにあたる。根拠は筋グリコーゲンが満たされるまで数時間かかり、脚が最大の筋群であることだ。
トレーニング直前の食事は何で組むか?
トレーニング60〜90分前に、タンパク質20〜30g、脂質約20g、そして白米・じゃがいも・パスタ・果物のような低繊維の炭水化物で組むよう勧めている。タンパク質量は筋タンパク質合成を促しつつ消化を遅らせない値として設定されている。
そのぶん食べると胃腸がつらい場合は?
胃腸をトレーニングの対象として扱う方法が示されている。トレーニング60〜90分前に炭水化物60gから始め、トイレの回数が減れば毎週10gずつ増やす方式で、1か月でかなり楽に食べられるようになると見込んでいる。
脚の日にコラーゲンはいつ摂るか?
この指針はトレーニング30〜60分前にコラーゲン10〜15gをビタミンC源と一緒に摂るよう勧める。筋肉は速く回復するが膝蓋腱・ハムストリング腱・アキレス腱はそうではないためだ。
一日400gの炭水化物は誰にでも合う値か?
いいえ。炭水化物400gと脂質80gはボリュームの高い脚プログラムを回す大柄な男性を前提に示された値なので、自分の体重と目標に合わせて倍率を取り直す必要がある。
出典: Men's Health